女子大生と教授(と僕)のありがちな
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女子大生と教授(と僕)のありがちな【4話のネタバレ】
第4話:変わっていく彼女、取り残される僕
沙依と会う時間が徐々に減り「僕たちは本当に付き合っていると言えるのか?」と不安になる僕(仮称・B)。
沙依はというと、内心「B君との付き合いに面倒臭さを感じる」とまで思うようになってしまっていた。
しかし、ここのところ教授から呼び出しがない。私に飽きちゃったのかな?だけど今更、私はもう・・・
それから一週間後、教授は沙依の部屋に押し入ってきた。
教授にいつもの余裕はなく、酒にも酔っているようだった。
「先生?いったいーーーっ」
教授は有無を言わせず、沙依の胸にしゃぶりつく。
チュル、チュパ、チュパ、
その姿は何かに怯えているようにも見えた。
「(なんかかわいそうな先生・・・)」
沙依はその様子にいたたまれなくなり、自ら教授のファスナーを開けて、しごいてあげた。
コスコス
さんざん教え込まれたため、教授の弱いところは熟知していた。
「あ、あんなに嫌だったのに、今は私、先生のこと・・・」
主導権を奪われると感じた教授は、負けじと沙依のアソコに指を入れてかき混ぜる。
クチュ、クチュ、クチュ、
二人は徐々に高みに上り、そして同時に達した。
ドピュッ
ビクッ
「すまない・・・沙依君・・・私は・・・」
「先生、泊まっていってください・・・」
その日、教授と沙依は朝までずっと繋がり続けた。
沙依の身体は久々のセックスに喜びを感じていた。
・・・数ヶ月後、僕(仮称・B)と沙依の薄い関係は続いていた。
たまにデートはするものの、なにかそれは空虚なものだった。
僕は意を決して沙依を呼び出した。
「教授がまた生徒に手を出している」という噂を聞き「それは沙依の事では・・・」と思ったため、ハッキリとさせたかったからだ。
沙依は教授と一緒に来た。
「B君、話って・・・なに?」
「ちょっと・・・えっと。」
僕は上手く本題を切り出せず、教授の横槍もあり、他愛も無い話に逸れてしまう。
沙依は教授の横で昔のようにはしゃぎ嬉しそうにしている。
・・・結局、僕はそんな沙依を見ているだけで幸せだと感じてしまい、肝心なことを聞けなかった。
これが最後のチャンスだったのに。
沙依と教授の関係は、沙依の部屋で繋がった日から急速に深まり、沙依は進んで教授に抱かれるようになった。
もはや沙依にとって僕は、スリルをかきたたせる存在でしかない。
何回も僕の近くで、教授との行為に及んだ。
しかし、一向に気づく様子のない僕の純朴さに、呆れに似た感情を抱くようになっていた。
・・・B君ごめんね。